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これは、僕達星崎家が銀誓館に通う前のおはなしで。
5人兄弟末っ子である僕――星崎和音と友達のクロムとのおはなし。



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神よ。
もしも天上におられるのなら、
もし願いを叶えられるのなら、
もしこのような愚か者で良ければ、



この、今、目の前にいる存在と



言葉を交わせるように
手を重ねられるように
心を交せるようにして欲しいのです。





たとえ、それが[人形]だとしても。









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その日は満月だった。
何処も欠ける所がない、丸い満月。

穢れた空気が漂う淀んだ空に、星の数は数えられない。
この目で見える星は一等星や二等星だけ。三等星からは何も見えない。

ただ見えるは強く煌く星と優しい満月のみ。


そんな空の下で、『退魔師』は戦う。
今日も『邪を持つモノ』による世界の破壊を止める為に。
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夜。そう、この時間は夜。
柔らかな月の光が暗闇を照らす。
街は静まり、人の姿は数えるしかなく。
静かで…孤独という文字が似合う時間帯。

そんな時間帯にある存在と戦う人がいる。
この世界にはあるべきではない存在と戦う人がいる。

人々は栄誉と賞賛を込めて、そんな彼らをこう呼ぶ。


『退魔師』と。

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それは、真っ白な花。
僕が出会ったその人は、そんな人だった。


全てが真っ白。髪も肌も着ている服も履いている靴も。
何もかも、全てが真っ白だった。


だけど…瞳の色だけは違っていた。
その人の瞳は……何故か、金色の瞳だった。
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